釧路の本サロで働いていた裏風俗嬢－札幌すすきのＨ情報館

そのキャバ嬢は、釧路の本サロで働いていた苦労人でした

なんだか地方の風俗業界って、流動化が進みすぎて本来の棲み分けが崩壊し、新しい「ニッチ風俗」が生まれつつあるような気がします。

先日、すすきのでキャバクラに入ったときのことです。

私の席に着いたわりと美形のキャバ嬢からLINEのID交換を求められました。

まあ、こういう店では珍しいことではありません。自分を指名してもらうために、彼女らは夕刻近くなると一斉に営業メールを送信してくるわけですね。

ところが彼女の目的は「指名」などではありませんでした。

営業は営業でも、純粋な「援交営業」のメールを送信してきたのです。

本サロ

もちろん前夜のキャバクラ店内でも、それらしい会話はしていました。

「ねえ、今度デートしてよ」

とか、

「こんなエロい娘と酒飲んだから、今夜は眠れないよ」

といったオヤジがついつい口にしてしまうパッとしない口説き文句です。

まさか、それを真に受けたわけじゃないでしょうが、さっそく彼女から援交のお誘いがかかったわけです。

ユキチ２枚で２時間。というのが彼女が提示した条件です。

その日の夜はとくに予定もなかったので、待ち合わせ場所を告げて彼女の到着を待ちました。

本サロ

「どうもー。お待たせしましたー」

やってきた彼女は昨夜よりもずっと明るくリラックスした雰囲気です。

「ビール買ってきたんですけど、飲みます？　あ、飲んでる間は援交タイムにカウントしませんから、よかったらどうぞ」

ホテルに入り、そんなわけでまずは酒盛りとなりました。

「じつは私、去年まで釧路の風俗で働いていたんです」

風俗といってもそこはしょぼくれた本サロで、彼女はNO1だったにもかかわらずまるで稼げず、それですすきのにでてきたのだそうです。

「もうあの町の本サロは、絶滅するね」

彼女にいわすと

風俗街から若い嬢が流出する→ババアだけが街に残る→街がゾンビ化する→怖くて人が寄りつかなくなる→街はほんとの墓場になる

という流れが固定化してしまっているんですって。

本サロ

この先、人口の少ない地方都市ではますます風俗の勢いが失われていくようです。

それにしても彼女の働くキャバクラでは、彼女の援交に気づいているのでしょうか。

「気づくもなにも、お店の娘はほとんど援交してるもん。そんなことに文句いったら、みんな辞めちゃって今度はあのキャバクラがつぶれちゃうんじゃないの」

なるほど。

彼女たちにとってはキャバクラ店内が、援交の営業場所になっているんですね。

べつにお店が関与しているわけじゃないので、管理売春に問われることもありません。で、彼女たちには誰にも中間搾取をされずに、提示した金を稼ぐことができます。

これって風俗の新しいカタチなのかなあ。

釧路で苦労してきた彼女のプレイは、とっても丁寧で心地いいものでした。

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